歩行時の呼吸は「呼気」つまり「吐く」事を基本にします。
鍼灸院グロウの歩行🏃♂️🏃🏻🏃🏻♀️のワンポイント👍‼️
歩行時の呼吸は「呼気」つまり「吐く」事を基本にします。
吐く時は口を尖らせて「フー」と吐き、吸う時は鼻から「スー」と吸います。
呼気2回、吸気1回の「フーフー・スー」「フーフー・スー」というリズムか基本になります。
緩やかな速度では鼻だけで呼吸できますが、速歩においては口を使った「閉塞式呼吸」に変わります。
歩行に限らず、動作時の呼吸は常に「吐く」事を基本にします。
※歩き方
1、必ず踵から接地する
2、外股・内股ではなく、必ず足先は、進行方向に向けて真っ直ぐ。
3、一本の線を挟むように歩く。一線を超えたり、足と足の間が広がらないように。
4、踏み出した前足に体重が載るように、脊柱(腰から)の「やや前傾」にします。
ここでポイントなのが、足から出すのではなく、腰が前傾した状態で足を出す。
歩行は、腰からの前傾により、出した前足に荷重が載っているのが前提です。
足から出すと背骨は後傾位になり、荷重がかからず、骨盤の歪みが取れません。
腰が前傾する事により重心が前に行き推進力が増します。
その状態で、少しずつ歩幅を広げていきます。
荷重のかかってない所謂「股関節歩行」では、カロリーの消費にはなるかもしれませんが、カラダ全体の歪みが取れない有益な歩行ではありません。
※但し、外傷(尻もち等)の既往のある骨盤は歩幅は広げてはなりません。
その鑑別は、専門家しかわかりませんので、当院にご相談ください。
当チャンネルの「歩行のワンポイント🏃♂️‼️」は、基本的に当院患者様の復習用として作成しております。
ここでお話している事は、あくまでも基本的な事です。
本来、歩行指導は、その方の骨盤の状態を診、その骨盤にあった「個別指導」をしております。
その方の第一歩目は「右か左か?」 階段は、どちらから登るか? 降りるか? 等の指導もしております。
問題のある方にとっては、そこが、非常に大事な事になりますので、現在、内科の問題や整形外科的な問題を抱えておられる方は、是非、当院にご相談下さい。