正しい生活習慣を!

良姿勢・その1

「正座法」

本来、人間は立位の時、常に尾骨(尾先部)は、空間に浮いていて当たる事はない。

この尾骨は、骨盤の真ん中の仙骨の先端部にあたり、もちろん、骨格構造において大事な事は言うまでもないが、人類が人類たる所以である発達した脳と繋がる脊髄のふもとでもある。この部分は、人の自律神経に非常に重要な「脳脊髄液の還流」に関与する非常に大事な場所である。

ゆえに、この尾骨(尾先部)は、常に押さえられず、空間でフリーな状況が大事である。正座法は、尾骨の圧迫を回避し、脊柱の生理的弯曲を維持し、健康な身体を作る素晴らしい座位法である。決して「体罰」ではない‼️素晴らしい「和」の叡智である。 ※歩行をすると、骨盤の左右の腸骨が動く。それに挟まれて存在する仙骨・尾骨のうなずき運動により(仙骨揚水ポンプ作用)、脳脊髄液の環流を促進し、自律神経等の活性化が行われる。

※仙骨後頭骨メカニズム(S.O.C

中枢神経系は脳及び脊髄より構成され、高度な精神、本能、生命現象に関する機能統合を行うと共に各種の反射機能により生理機能を維持する。能脊髄液が頭蓋仙骨メカニズム(第一次呼吸メカニズム)により頭蓋骨内、脊柱管・仙骨管内を循環し神経細胞を栄養し、物質代謝を促しホメオスターシスを保っていると考えられる。

 

良姿勢・その2

「正しい高さの枕は、首を守る」

※一般の方へ

仰向けで寝る時は、円背(背中が丸くなってる人以外)の方以外は、おおよそ、枕の高さは、2.5cm程の高さが理想です。

横向きで寝る時は、首が傾かないような枕の高さがベストです。

 

※医療関係者の方々へ

C7Th1間において、この関節の不連続が生じると、頭部、上部頚椎への影響はもちろん、この部分が影響を与える上肢への痺れの原因である、頚腕症候群、胸郭出口症候群等の神経障害による「痺れ」と鎖骨下動脈への負担による血行障害による「痺れ」が発症します。その関節の不連続によって片側の上肢の痺れを感じます。(主に、尺骨神経沿いの痺れ)

基本的に、その逆側の上肢の腕関節の手根管症候群による(チネル徴候・陽性)手根管の神経に対するエントラップメントによる手首から先の痺れ。それと、その身体全体の歪みは、その同側の下肢の外反拇趾と内反捻挫を誘発しやすくなる。

また、このC7Th1間の不連続は、肩甲背神経等に影響を与え片側肩甲骨の内側のピンポイント的な痛みや、また、肩甲骨間の凝り感等を発生します。非常に大事なポイントだけに、我々セラピストは、この部分を、いかに安定化させるという事がミッションだと思います。https://kouzouigaku.jp

 

良姿勢・その3

「カラダに良い正しい座り方」

なかなか、座りにくい場合もありますが、骨盤、身体にとって負担の少ない理想の腰掛け方は、立位、歩行時と同様に足先は真っ直ぐに向け、膝の角度は直角、必ず足底を床に着ける。踵は絶対に浮かさない。足と足の間は、ゲンコツ1個分ぐらい開ける。浅めに腰掛けた方が背筋は伸びてやすく、深く座る方が楽なようですが背筋は丸くなりやすく、負担がかかります。

理想的な椅子の高さは、膝下の長さです。

毎日、デスクワークの方は、なかなか難しい場面はありますが、できる範囲で、これに近い事を実践なさると良いと思います。 https://kouzouigaku.jp/

不良姿勢・その1

「体育座り」

尾骨を圧迫し、小児から成長期には側弯の引き金因子にもなるので良くない

不良姿勢・その2

「足の投げ出し座り」

尾骨を圧迫するので良くない。

不良姿勢・その3

「あぐら座り」

骨盤が左右に広がってしまい、尾骨も圧迫するので良くない。

不良姿勢・その4

「足組み座り」

骨盤が捻れ、左右に広がってしまう。股関節が不安定になるので良くない。

不良姿勢・その5

仰向け時の「高枕」と横向き時の「低枕」

頚椎後部が過牽引され、生理的前弯を失うので良くない。

 

 

 

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