鍼灸院グロウ・GROWチャンネル 第3弾!アップしました!!
鍼灸院グロウ・歩行のワンポイント🏃♂️🏃🏻♀️🏃🏻👍‼️
その昔、骨格系アプローチのバイブル📚、「カパンディ」や「レネ・カリエ」を熟読してる頃、
カリエの「痛みシリーズ・腰痛症」で、腰痛全体の75%は、腰椎前弯増強(腰のカーブが強く反り腰)が原因である…と。
ワタクシも20代、それをそのまま、鵜呑みにしていました😅。
しかし、実態は違いました‼️
骨盤が緩んだ状況(非荷重系)は、骨盤の傾きにより、結果的に脊柱全体のカーブは減少します。
従って腰椎のカーブも減少(前弯減少)になります。
※最近で良く言う「ストレートネック」も同じ事です
人間の脊柱の生理的カーブは、頚椎が前弯、胸椎が後弯、腰椎が前弯が適度にあるのが理想です。
特に、腰椎前弯は、二足歩行できる「人間」にしかありません。
人間が重力下で、2足歩行をする事により、獲得した「カーブ」なのです。猿回しの猿🐒を、
歩かせているとその猿さえ、腰椎のカーブを獲得していきます。
鉄砲🔫の球、飛行機✈️の先端、新幹線🚄の先端、魚🐟の顔…。
圧に向かう形状は、全て「アール」を強めます。
「圧」に対する形状です。
歩行の時は、この腰の前弯を強めるが如く、進行方向に向かい「腰」が常に先行するように、
歩く事が必須となります🤗🤗🤗‼️
前回の「歩行の大前提」https://youtu.be/iYt8Il5OFSM
も一緒に見てください
※歩き方
1、必ず踵から接地する
2、外股・内股ではなく、必ず足先は、進行方向に向けて真っ直ぐ。
3、一本の線を挟むように歩く。一線を超えたり、足と足の間が広がらないように。
4、踏み出した前足に体重が載るように、脊柱(腰から)の「やや前傾」にします。
ここでポイントなのが、足から出すのではなく、腰が前傾した状態で足を出す。
歩行は、腰からの前傾により、出した前足に荷重が載っているのが前提です。
足から出すと背骨は後傾位になり、荷重がかからず、骨盤の歪みが取れません。
腰が前傾する事により重心が前に行き推進力が増します。
その状態で、少しずつ歩幅を広げていきます。
荷重のかかってない所謂「股関節歩行」では、カロリーの消費にはなるかもしれませんが、カラダ全体の歪みが取れない有益な歩行ではありません。
※但し、外傷(尻もち等)の既往のある骨盤は歩幅は広げてはなりません。
その鑑別は、専門家しかわかりませんので、当院にご相談ください。
当チャンネルの「歩行のワンポイント🏃♂️‼️」は、基本的に当院患者様の復習用として作成しております。
ここでお話している事は、あくまでも基本的な事です。
本来、歩行指導は、その方の骨盤の状態を診、その骨盤にあった「個別指導」をしております。
その方の第一歩目は右か左か?階段は、どちらから登るか?降りるか? 等の指導もしております。
問題のある方にとっては、そこが、非常に大事な事になりますので、現在、内科の問題や整形外科的な問題を抱えておられる方は、是非、当院にご連絡下さい。