早ければ40代に…。普通50代ぐらいで肩が痛くなり、手が上がり難くなり痛みを伴うのを、いわゆる「五十肩」と言います。
一般的に、五十肩は正式名称を「肩関節周囲炎」と呼びます。または「凍結肩」とも呼ばれております。
英語ではFrozen shoulder またAdhesive capsulitisと呼ばれます。
肩の関節には「関節包」という袋があり、この関節包という袋に炎症が起きてしまうことで痛みが出て、さらに炎症によって袋が固くなり肩が極端に動きにくくなってしまうのが「五十肩」という病気。 という事になっております。
そこで、整形外科等での治療はというと、患部である肩周辺への治療をし、また、肩関節のリハビリ的な運動療法がルーティンとなっております。
しかし、その治療で治るのは、肩関節周囲炎になって歴史の浅い方は治るかも?しれませんが、時間経過した方々に対しては、なかなか結果が出難く、治ったかな?と思うと、今度は、反対側の肩の調子が悪くなったというお話を良くお聞きしてきました。
「論より証拠‼️」 果たして、その治療は正しいのですか⁉️
元々、人間は、人間の個体としての成長を言うと、赤ちゃんの頃は、まず「ずり這い」ズリズリです!!
お次は、「ハイハイ・四つ這い」です。
言い換えれば、4本の足で歩いていたのです。
実は、二足歩行をしている、我々人間も、いまだにその連動した動きがあるのです。
それは、人が歩行時に、左足を振り出すと同時に右手を後ろに引きます。
また、右足を振り出したら、左手を後ろに引く。
その繰り返しで歩き続けます。それは、脚の付け根の股関節と逆側の肩関節には、歩行時に同じ時間に同じ運動量が存在するという事になります。
そこで、例えば、右脚の振り出す歩幅が狭くなると、それに見合った逆側の左肩関節の動きも少なくなってしまいます。この状況が長い時間続き、月日が経つと「五十肩」が出現してきます。
人の関節というものは、動かさなかったら、「動く必要がない‼️」と、捉えてしまうのです。(fixationという固定に入ります)
もっと、わかりやすく言えば、骨折した部位を固定し骨はくっついたが、その後関節が伸びなくなってしまった…という話しと同じような事です。
さて、何が言いたいのか?
肩関節の問題を治すには、肩関節だけを治療しても、「原因」を取り除いてないので、それでは無理!!。 という事です。
肩関節の逆側にある股関節、また、それに連動する大元である「骨盤」の問題解決をしなければならない!!。という事です。
五十肩等の肩関節の問題があって、なかなか治らず困っておられる方々、是非、当院にいらしてください🤗🤗🤗